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拓庵月記
拓庵月記:48
立夏(5/8)
2006年05月08日
暦の上では5月5日か6日が立夏だそうですが、途切れのない霧雨が降っていましたから、本日が真の立夏ということで如何でしょうか(笑)。
街路樹や京都盆地の遠くに連なる山々の木々にも新緑の季節が訪れて、にわかに新たな命が芽吹いてきました。街を歩いていて小さな手のひらサイズの若葉色モミジを見つけたりしても、思わず立ち止まって見とれてしまいます。本当に自然の営みって凄い。しかしこんな美しさを前にすると、自分の心の汚さが目だってしまってちょっと恥ずかしいような気も(笑)。
お出かけにはこんな使い方も
2006年04月10日
私は普段から作務衣を着ることも多いのですが、上着の紐に匂い袋を吊るして楽しんでいます。本来なら匂い袋はタンスや衣類ケース・バッグのような密閉された所に入れて移り香を楽しむものですから、こうしてずっと外気にさらされていると香りが早く逃げてしまいます。ちょっと勿体ないのですが、それでも気合を入れた外出時などに身に付けていますと、「良い香りがしますねぇ」と声をかけて頂くこともしばしばで嬉しくなってしまいます。しかし先日は幼稚園児に「おばあちゃんの匂いがする!」と言われました。お、おばあちゃんって(泣)。香木→線香→膏薬・・なるほど系統は似てますな。
春にダマされる?(4/2)
2006年04月02日
四月になりました。しかし先月末からの意地悪な寒さと雨風は一体まぁ何でございましょうか。毎年のことですが、桜はいつも雨風との戦いですね。一年間待ってようやく蕾がふくらんできても一気に気温が下がって小休止。咲いたかと思うと雨や突風のおかげであっという間に散ってしまいます。確かにその儚さに一瞬の美を感じるのでしょうが、もうちょっと楽しませてくれてもええやん!などと無粋にも思ってしまいます。花見の予定日にしっかりと雨が降ってくれるのもエエ加減にせぇ!・・などと。

それでも春は今年もやってきます。冬眠から目覚めて、花々や新緑の木々の中を、穏やかに吹く風に身を任せて歩いていると、何かいい事があるんやなかろうかと、またウキウキした気分にさせてもらえます。今年もまた春にダマされてみましょうか。
三寒四温(3/12)
2006年03月12日
昨日は四月下旬の暖かさということで日差しが強く、うかうかしていると汗ばむほどの陽気でしたが、本日は一転雨になり気温も下がるらしいです。特に京都府北部は何と雪予報、気温の前日比−13度の見込みとは凄すぎます(笑)。これでは体調を崩してしまいますね。どうかみなさん体調管理にお気をつけ下さい。ちなみに「三寒四温」とは低気圧3日・高気圧4日を繰り返す、この時期特有の7日周期気圧配置のことらしいです。一雨ごとに段々と暖かくなっていく春の到来と推移を表したものだと思っておりました(恥)。

さて梅の時期がそろそろ終わり、今月末には桜の開花を迎えるようです。いろんな花々が順を追って咲き誇っていく季節の移ろいを受け止めながら、心静かに穏やかに暮らしていきたいといつも願っています。拝金至上主義、Time is money.ではない自己満足スローライフをモットーに少欲知足でゆっくりゆっくりやっております(半分負惜しみ・・笑)。

節分
2006年02月03日
古いお札やお守りを焚き上げてもらいに「高松神明神社」へ
行ってきました。ここは醍醐天皇の皇子・源高明の邸内に祀られ
ていた鎮守社・高松明神に由来する神社で、京都市中京区の
「姉小路通り釜座東入る」にあります。近隣には住宅と飲食店が
並んでいて、知らなければ見過ごしてしまうほどの小さな神社
ですが、大勢の人で賑わう大規模な神社にはない静けさと穏やか
さが何とも「いとをかし」なのです。私は折に触れて、こうした
年中行事に親しむ暮らしの中に喜びや安らぎを感じるのでござい
ます(笑)。またまた寒波到来とのこと、みなさまお身体ご自愛く
ださい。
謹んで新春の御祝詞を申し上げます
2006年01月03日
皆々様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年も「拓庵」をご愛顧のほど、切にお願い申し上げます。
秋の風情はまことに儚く過ぎ去り
2005年12月14日
本格的な寒波の到来ですね。まだまだ寒い日が続くようですから、皆さん風邪などお召しにならないようにご自愛ください。

それにしても私の子供のころに比べますと、随分と秋が短くなったように思います。やはり地球温暖化のせいでしょうか、毎年いつまでも酷暑の夏がダラダラと長く、ほんの一瞬だけ秋の気配を感じましたら、もう冬将軍がやって来ます。古来、日本人は盛りを過ぎて衰え行く儚い姿に、美や「もののあはれ」を感じ取り、その思いを秋の移り変わりに重ねていたのでしょう。そこから多くの伝統工芸が生まれてきたわけですから、この秋という貴重な合間の季節が短くなっていくことが寂しくてなりません。
和の佇まいに心洗われて
2005年11月29日
全国の温泉宿を訪れていくうちに、いつしか和の伝統工芸や文化に惹かれるようになりました。陶磁器、漆器、日本庭園・・。京都に生まれ育っているのだから、もっと早く和の情緒の魅力に気づくべきでした。身近にあって何か自分にも出来るもの・・。 

「そうや、におい袋でも作ってみようかなー」

香木原料や西陣織の生地の仕入れ、裁断と縫製、適当な結び紐の選定・・。ようやく形になりつつある時、京都を訪れた友人にお土産として差し上げたところ大変喜ばれ、以来手軽で楽しい趣味として、におい袋と付き合ってきました。そして何とまぁ、とうとうネットショップの開店に至りました。

ご訪問ありがとうございます、どうか楽しんでいってください。                      
                         拓庵店主
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